2026年10月20日

GASで修正のたびにURLが変わる!?ウェブアプリの「URL固定術」を徹底実証!


宮島航路の3隻すれ違い
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みなさん、こんにちは!ITリテラシー研究会 in 廿日市です。私たちは地域のみなさまのITスキル向上や、企業の業務効率化をサポートする活動を行っています。

さて、今回,Google Apps Script(GAS)のWEBアプリを利用してチャットボットを作ったのですが,作る過程で困ったことがありました。

その一つが、コードを直してWebアプリをデプロイする都度,WebアプリURLが変わってしまう問題です。コードが変わるたびにGAS呼び出し側のHTMLコードを変えなくてはいけなくなり,本当に面倒です。

しかし,このたびの開発において,WebアプリのURLが変わらない方法がわかりました。
既にご存じの方は,そんなことかと思われると思いますが,ネットを使った開発では本当に助かります。

デプロイの手順を少し変えるだけで、URLを完全に固定したまま最新コードを反映できるようになります!今回は、開発効率が劇的にアップする「正しいデプロイ手順」について、わかりやすく解説します。

また,Webアプリは200以上のデプロイバージョンは作成できないとあります。そのため過去に作ったデプロイバージョンを削除しなければなりません。

その方法も含めてお伝えします。いつも長いブログになりますので,今回はさっと短めでいきます。

それでは,学習を開始します。




  1. なぜコードを直すたびにURLが変わってしまうのか?

GASでウェブアプリを公開する際、画面右上にある「デプロイ」ボタンから作業を行います。

このとき、毎回「新しいデプロイ」を選択して公開していませんか?

「新しいデプロイ」を実行すると、GASはそれを「全く新しいアプリ」として認識するため、毎回異なるWebアプリURL(新しいID)が発行されてしまいます。

その結果、HTML側や外部サイトに埋め込んだURLをすべて書き直さなければならないという「デプロイの沼」にハマってしまうのです。



  2. URLを固定して反映させる「正しいデプロイ手順」

URLを変えずにコードの変更だけを反映させるには、新しいデプロイではなく「既存のデプロイの編集(更新)」を行います。

【正しい手順ステップ】
  1.  GASのエディタ画面右上にある「デプロイ」ボタンをクリックします。
  2.  メニューから「デプロイの管理」を選択します(※「新しいデプロイ」は押しません)。
  3.  画面左側で、現在動いているウェブアプリのデプロイ(通常は一番上のアクティブなもの)を選択します。
  4.  画面右上にある鉛筆マーク(編集アイコン)をクリックします。
  5.  「バージョン」のドロップダウンメニューから「新バージョン」を選択します。
  6.  右下の「デプロイ」ボタンを押して完了です。
この手順を踏むことで、WebアプリのURLは一文字も変わることなく、中身のプログラムだけが最新の状態にアップデートされます。

なお,開発中に何度もバージョンを上げるのすら面倒…」という場合は、「デプロイをテスト」機能を活用できます。

 「デプロイ」>「デプロイをテスト」から発行されるテスト用URL(末尾が /dev で終わるもの)は、コードを書き換えて保存するだけで、デプロイ操作なしで即座に反映されます。

開発・テスト中はこの 「末尾が/dev」のURLを使い、完全に完成したタイミングで上記の手順を使って本番URL(末尾が /exec )に更新することもできます。

しかし、毎回,しっかりと「新バージョン」で「デプロイ」する方が最後に「/dev」を「/exec」に置き換えるのを忘れることもなくお勧めです。




  3. 過去のデプロイバージョンの削除方法

「新バージョン」を繰り返すとその数は200と制限されています。定期的に古いバージョンは削除しなくてはなりません。

デプロイに紐づいていない(アクティブなデプロイで使用されていない)過去のバージョンは、プロジェクト履歴から削除できます。

【1つずつ削除する場合】
  1.  GASエディタの左側メニューにある [プロジェクト履歴](時計アイコン history)をクリックします。
  2.  削除したいバージョンの横にある [その他の操作](縦三点リーダー more_vert)をクリックします。
  3.  [このバージョンを削除] > [削除] をクリックします。

【複数のバージョンを一度に削除する場合】
  1.  左側メニューの [プロジェクト履歴] をクリックします。
  2.  画面右側に [プロジェクト履歴]一覧が表示されます。
  3. 一覧表の一番右下に「ゴミ箱」のマークがありますので,それをクリックします。
  4. バージョンの削除画面が開きます。
  5.  削除したいバージョンを選択して [削除] をクリックします(※アクティブなデプロイで使用中のバージョンは選択肢に表示されません)。



  4. まとめ:仕組みを知ればGAS開発はもっと楽になる

以上,毎回URLが変わるのは「新しいデプロイ」を選んでいるからです。

 URLを固定するには「デプロイの管理」>「鉛筆マーク」>「新バージョン」とする。

 (開発中は「デプロイをテスト(URL・・・/dev)」で作業効率化しても良いが,最後に「URL・・・/exec」に変更するデプロイ作業を忘れないようにします。)

この手順さえ覚えておけば、もうURLの書き換えループに悩まされることはありません。ぜひ次回の修正から試してみてください!

それでは,今回は短いですがこれで終わります。

楽しいITリテラシーライフをお過ごしください。


(ご注意)情報の正確性を期していますが,実施される場合には自己責任でお願いします。

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