亀老山山頂から望む来島海峡
Google Apps
Script(以下,GASという)を使う機会を得たので,ついでにローカルパソコン(以下PCという)のテキストファイルについて,GASではどのような扱いになるか学習することにしました。
今回は,PCにあるローカルテキストファイルをアップロードして,加工・蓄積するGASスクリプトになります。
仕事でPCを使う企業は,セキュリティ上,社内に情報を閉じ込める事が多く,そのためPC常駐ソフトであるマイクロソフトエクセルのVBAや自主開発ソフトを使う事が多くなります。
しかし,それではクラウドなどの外部サービスを使えないため発展性に乏しく,生産性や競争力が見劣りすることになり,外部のサービスをどのように活用して行くかが今後の課題です。
そのような中,Google Apps
Script(GAS)は時間制限や処理回数制限があり,クラウド特有の使いづらいさはありますが,小規模な事務作業の効率化やデータバックアップ,外部WebAPIへの応用などで利用価値があると考えます。
この主旨に則り,ローカルPCにある日本語テキストファイルをブラウザ機能を使って,GoogleドライブのGASスクリプトにアップロードし,英語に翻訳後スプレッドシートに出力してみました。
GASスクリプトに入ってしまえば,アップロードファイルをドキュメント変換することも容易ですが,GASには,エクセルVBAのようなテキストファイルを直接読み書きする関数がないため,ファイルを全て配列に読み込んで加工後出力します。
今回は,スクリプトの処理結果を早く見たかったので,この出力部分をスプレッドシートにしています。
テキストの翻訳なんて,今ではあまり珍しくありませんが,GASの関数で行えるのにはちょっと驚きました。
それでは,学習を開始します。