宮島弥山535m,青い空と青い海,薄く煙る島々 |
さて,前回はApache2のVirtual Hostの設定までを行いましたが,最近のWeb表示は,SSLによる暗号化通信が主流になりつつあります。そこで,SSLの設定をApache2に加えていきます。
このSSL通信には,公式のSSL証明書と公開鍵暗号が必要になります。一般的には,利用中のサーバサービスプロバイダなどから有料で調達することが出来ます。1年間有効なドメイン認証であれば1~数千円程度,企業認証であれば1~3万円程度です。
それをApache2の「/etc/apache2/sites-availale」下にあるSSL定義ファイルに設定すれば完了です。無料のSSLもあるのですが,それらは有効期間が3ケ月程度になりますので,頻繁に更新処理を行う必要があります。
有料のSSL証明書は,購入してファイルをApache2内に設定するだけですので,今回は無料のSSL証明書と自動更新方法について学習してみたいと思います。
それでは,早速,始めましょう。